2016年8月7日日曜日

USB充電について知っておきたいこと

最近のモバイル端末は、USBコネクタから充電するという方針で設計されていることが多いので、汎用性が高くて便利です。ところで、USB充電について、ちょっとしたTIPSを載せたいと思います。

そもそも、USBコネクタからの充電は、充電電流が500mAが規格の最大値でした。しかし、大容量バッテリーを搭載した端末が増えたことにより、1,000mA、1,500mA、2,000mA、そして2,400mAと上限が大きくなってきました。本ブログの読者の方は、充電電流ということも知っておいて欲しいです。

重要なことは、家庭用商用電源(コンセントからのAC100V)からUSBの直流5V電源に変換するアダプターと、アダプターとモバイル端末をつなぐケーブルが重要になってきます。そのどちらも、大容量の電流が流せなければ意味がありません。

筆者が愛用している、Apple社の公式充電器は(Apple 12W 電源アダプタ)について考えてみます。この電力(W)は電流(A)と電圧(V)のかけ算である訳なので、12 (W) = 5 (V) × X (A)からXを求めると、2.4Aになるかと思います。



あとは、この電源に見合うケーブルを選択するだけです。経験的に、Apple系のLightningケーブルと、マイクロUSBケーブルの2種類を持っていれば、ほとんどのケースに対応できるかと思います。筆者は公式のLightningケーブルと、充電専用(データ通信を行うことができないように、内部の配線が切られている)マイクロUSBケーブルを使っています。


筆者は2,400mAにて充電可能な環境を構築していますが、実際のところ快適に充電するためには、必要とされる電流はどのくらいが目安なのでしょうか?結論から述べると、タブレットは2,000mA、スマホは1,000mA(急速充電は2,000mA)は必要です。

とりあえず、2,400mAを供給できるようにしておけば、あとは充電電流を選ぶのは端末側です。そのため、たとえ2,400mAを供給されても、スマホが1,800mAで十分だと判断されれば1,800mAで充電されるし、タブレットは2,000mA欲しいのであれば、2,000mAで充電されます。

一方で、1,000mAしか供給されない環境であればどうでしょうか? スマホは1,800mA欲しいにもかかわらず、1,000mAしか提供できないのであれば、1,000mAで充電されます。そのため、充電に必要な時間が大きくかかってしまいます。

携帯電話の充電に時間が遅いと感じている方は、今一度、ACアダプターの電流供給能力と、ケーブルの流すことができる最大電流の能力を確認されることを強く推奨します。筆者の別の安価なACアダプターであれば、数百mAほどしか供給できないので、iPadの満充電に半日は必要です。しかし、先の環境で充電すると2・3時間もあれば満充電近くになり、あっというまに電池残量のパーセンテージが回復していく様子が分かります。