2016年9月6日火曜日

とある保険商品に関する一考察

とある保険商品は、毎年152,295円ずつ30年間積立てを行い、満期になった後は、毎年500,000円ずつ10年間で返還されるという条件です。このとき満期を境として、毎年一定額を積立てる場合の複利運用の将来価値は、年金終価係数を用いて計算できるかと思います。一方、受け取る金額の総計を満期時点における現在価値として計算するとき、年金現価係数を用いて計算できるかと思います。


横軸を金利(%)、積立て金額と払戻し金額(円)です。例えば、金利が0%であれば、積立てた金額に対して払戻し金額が大きくなるのでお得です。一方、金利が1%であれば、この保険商品で運用するのは不利になるかと思います。ふたつの曲線が交わるのは0.45%あたりになりまして、この商品の損益分岐点が市場金利のベンチマーク(例えば、JGBの新発10年債利回り等)と比較して判断してみることもできそうです。

長く低金利(マイナス金利が続けばベスト)が続けば良いのですが、0.45%を超える水準が数年ほど続くようであれば、損切りという判断するべきかもしれませんね。