2016年12月24日土曜日

資産をどのように取り扱うべきか~元本保証資金vsリスク資金

先のブログ記事において、筆者の資金管理の原則について説明しました。次のステップは、全体の資金を2つに分類することになります。

ここから先は筆者のやり方になります。基本的に自分のやり方を確立されるべきであり、筆者のやりかたを単に模倣するだけではダメだと思います。


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先の記事を理解できたら、次に重要なことは、元本保証資金とリスク資金の色分けになります。先の記事にて4種類に分類した種別においては次の通りになります。
  • 日々の決済に使う資金 →元本保証資金
  • ある程度先に使うことが決まっている資金 →元本保証資金
  • とくに使い道を決めていない資金 →リスク資金
  • 60歳以降に使おうと考えている資金 →リスク資金
たとえば、いくら利回りが良いといっても、使う目的が決まっている資金を使ってリスク資金に割り当ててしまうと、いざ必要となったときに元本割れのまま現金に換えなければならない可能性があります。いうまでもなく、日々の決済に使う資金をリスクの高い資産で回すのはアホの極みで、完全にギャンブルです。

ちなみに、ギャンブルといえば、お金をまわす上で重要になってくるのは次の3つのキーワードになるかと思います。賭博、投機、投資、はすべて違う概念であり、きちんと区分けを守らなければなりません。ひとまず、詳細については言及せずに簡単にまとめておきます。

  • 賭博(ギャンブル):完全に運まかせで、将来の展望はありません。
  • 投機:比較的、短期的な将来を見据えた運用です。
  • 投資:比較的、長期的な将来を見据えた運用です。

いずれにせよ、筆者の場合は、どんな金融商品を選択したとしても、原則として、「投資」に分類される手法でしか運用しません。

投資対象として、元本保証といえば、普通預金、定期預金、個人向け国債が中心になります。これに追加して、地方債券、格付けが高い国内債券、為替変動リスクがヘッジされているのであれば、米ドル現金、米国債も元本保証でしょう。

日々の決済に使う資金は普通預金の一択で、ある程度先に使うことが決まっている資金は、使う予定までの期間に応じて定期預金(基本的に1年)、個人向け国債(10年変動(1年後以降に解約できるので5年先を目安に)、または3年固定)を選べばよいでしょう。地方債券や格付けが高い国内債券は必要に応じて、また米ドル現金や米国債については為替変動リスクが絡んでくるので、別の記事にて説明したいと思います。

リスク資産をどのように構成するかについては、リスク許容度、資産総額、その人の性格や職業などによって大きく異なるので、ポートフォリオとかアセットアロケーションは自分で考えなければなりません。他方、元本保証資金 vs リスク資金というタイトルにあるように、重要なことはリスク資金の割合になります。例えば、無職、フリーター、学生などは20%~30%くらい、会社員や一定の収入がある人は40%~50%位を目安にするのが良いかと思います。これに関しても、わざわざリスクをとってまで資産を増やす必要がない人はパーセンテージが変わってくるでしょうし、若い人ほど投資期間が長いので大きなリスクを取ることも可能でしょう。

参考までに、筆者の元本保証資金とリスク資金の割合は次の通りです。実は、目標となる割合として、世界経済の動向をみながら、リスク資金を45%、元本保証資金を55%に設定しています。そのため、10%の誤差については、現在進行形にてリバランスを順次行っているところになります。自分でも思いますが、案外と保守的だなあと...。