2017年3月29日水曜日

リボルビング払いを見直しました

クレジット決済方法として、「リボルビング払い」は悪評高いサービスの代名詞になりました。筆者もリボルビングは毛嫌いしていたのですが、例えば次のような使い方をすれば、意外と使い道があるのではないかと見直しました。すなわち、「支払い停止の抗弁権」でググってもらえると分かるかと思います。
支払い停止の抗弁権(しはらいていしのこうべんけん)とは、販売業者に問題が生じている場合(抗弁事由がある)に、クレジット会社(信販会社)に対して、その生じている問題(抗弁事由)を主張して、クレジット会社からの支払を拒否する権利(割賦販売法30条の4、30条の5、30条の6)。-Wikipedia
支払い停止の抗弁権を行使するためには、クレジットカードのリボルビング払いの場合、38,000円以上にて2カ月以上の期間にわたった支払いが対象になります。また、抗弁権の行使理由に対しては、商品の引き渡しがない、見本・カタログの商品と違ったり嘘があるなど可能な限り広く解釈されます。要するに誰がどう考えても、その支払いを続けるのはおかしいだろ?と考えられるのであれば対象になるかと思います。

例えば、旅行代理店の支払いをクレジットカード決済にて行います。そのとき、1回払いにて切ったとしても、筆者のメインカード・三井住友VISAカードの場合、あとからリボルビング払いに変更することも可能です。また、一部の支払いだけをリボルビング払いに変更できるという柔軟な対応も可能です。筆者のようにシャイな人間にとっては、電話をかけなくてもインターネットから申請することもできて有難いです。


あとからリボの申込みしめきりは、筆者はゆうちょ銀行なので4営業日までになります。また、リボルビング残高の一括返済として、振込みやATMによる返済が可能です。他行宛て送金を無料で行えないのであれば、振込み手数料を節約するために、無料でATMによる繰り上げ返済を行うのも良いかと思います。メガバンクだけではなく、セブン銀行等のコンビニでも返済ができるようです。ちなみに、1,000円単位でしか返済ができないのであれば、1,000円未満は次回の返済に割り当てて(利息もしれているでしょう)、大きいお金を返済するのも良いかと思います。


例えば、4月のイタリア移動のホテル予約は、オンライン決済にてクレジットカードによる先払いでした。このとき、某てるみくらぶの倒産に巻き込まれた場合を想定して、どの程度自衛できるかシミュレーションしてみます。筆者の4月末のイタリア移動のホテル代金は81,690円でした。旅行の申込みと決済日は2月16日でしたので、次のように支払いが確定しました。

2月16日 利用
81,690
2月28日 確定
81,690

リボルビング払いの支払いは次の通りです。2月分の支払いの初回は3月27日になりまして、リボルビング払いの設定金額1万円が口座から引き落とされます。そして、2回目の支払いは旅行中に引き落とされ、支払い元金と手数料(金利は年利15%の日割り)を足した弁済金11,020円が落されます。そして、帰国後、すぐに繰り上げ返済をするというシナリオです。

支払い元金
(残高)
手数料
弁済金
3月27日 (1回目)
10,000 71,690 0 10,000
4月26日 (2回目)
10,000 61,690 1,020 11,020
5月1日 (繰り上げ)
61,690
0 766 62,456

今回のてるみくらぶの一件に巻き込まれた場合、3月27日の10,000円が返金されるか不明です。一方、支払い残金の71,690円は支払い停止の抗弁権を行使して、支払いを停止してもらうことが可能かと思います。

もし、てるみくらぶが倒産することなく旅行ができたとして、そのリボルビング払いの手数料の合計は1,786円になります。すなわち、見方を変えると、万が一のときに返金されないというリスクをヘッジための保険料として、リボルビング払いの手数料を捉えることもできるように思います。

今後、レガシー航空会社にて直接的に購入する航空券は良いのですが、オンライン旅行代理店を介して支払うホテル宿泊代金は、倒産リスクをヘッジするためにリボルビング払いにて自衛しようと思います。