2017年4月30日日曜日

イタリア移動7日目~日本に向けて帰国します

国際会議の全日程を消化しまして、ようやく日本に向けて帰国できるようになりました。復路は往路の逆を辿ることになりまして、ベネチアを出発して、パリと東京を経由して福岡に帰る流れです。乗り継ぎの関係で丸一日の移動になります(余談になりますが、ホテルを出発して自宅に到着するまで、26時間かかりました)。

朝7時にいつも通りにホテルの朝食バイキングで済ませました。ホテルは8時30分すぎにチェックアウトをしまして、その際にタクシーを呼んでもらいました。往路は40ユーロだったのですが、復路は35ユーロの定額で対応してもらえました。結果的にホテルに手配してもらったタクシーが最も安かったように思います。

ベネチア空港には9時すぎに到着しまして、とりあえずチェックイン手続きを行うために、エールフランスのカウンターに向かいました。すると、10時すぎから受付がはじまると言われました。正直なところ、アメリカ英語、イギリス英語、シンガポール英語あたりはわりと分かるのですが、欧州系のなまりのある英語(イタリア英語、フランス英語あたり)は耳がまだ慣れませんでした(直近のうちに、何かしらの対策をしなければならないと考えます)。

ひとまずベンチに座って、iPhoneでニュース等をチェックして時間を潰しました。10時頃に再度カウンターに向かうと、たくさんの人が並んでいました。筆者がウロウロしていると、親切なお姉さん(実際はおばさん?)が、親切に手順を教えてくれました(やさしい!)。そのとき、丁度、エールフランスの(美人だけど性格はきつそうな典型的なフランス人の女性)案内人がやってきたので聞いてみると、要するに時間が来るまでここで待っていなさいという風に教えてくれました。ちなみに、事前に自動チェックイン機でチェックインを済ませると良いと教えてもらっていたので操作をしてみたのですが、搭乗券は発券されましたが荷物タグは発券されませんでした。結果的に、筆者はエールフランス以外の路線も絡んでいるので、人の手による操作が必要だったようです。

さて、荷物を預けるときですが、筆者が持参している計量器では21kgでしたが、荷物の計量台に乗せたところ22.9kgでした。あやうく、23kgの規定サイズをオーバーするところでしたので、やはり20kg以下に抑えておくのが正解だということが分かりました(今回はエールフランスを挟んでいるので23kg以下の制約があります)。次にセキュリティを抜けるところですが、たくさんの人であふれていたため、11時前に制限エリアに入れました。

少し話題が脱線しますけど、筆者は海外の空港に到着したあとは、できるだけ早く制限エリアに入るようにしています。その理由として、人であふれる空港でテロや殺人をやろうと思ったとき、爆弾、刃物、拳銃が必要になってきます。もし、一般エリアのロビーであれば普通に持ち込むことは可能かと思いますし、そのような雑多な中であれば容疑者は簡単に逃走できるかと思います。一方で、制限エリア内であれば、セキュリティを通っているので中にいる人たちは武器になるものは持ち込めないかと思いますし、防犯カメラやガードマンが見張る中で逃走経路もままならないかと思います。そういう理由で、たくさんの人であふれる空港では、制限エリアに入っておくのが安全だと考えているからです。ちなみに、マレーシア・クアラルンプール空港にて北朝鮮による暗殺事件がありまして、それが制限エリア内であったように記憶しています。従って、筆者のやり方はある程度は身を守れるかと思いますが、万全とはいえないかと最近思っています。

話を戻しまして、搭乗口にいくと筆者は11番ゲートだったのですが、10番ゲートと12番ゲートも、同じ時間の便の飛行機が割り当てられており、行き先もバラバラの人たちであふれていました。なんとか、パリ行きの飛行機に乗り込みましたが、英語のアナウンスや人に聞いたりできなければ、乗り損ねてしまうように思いました。もっと的確に誘導をするべきだと思いました(このあたりは、日本ではキチンと対応しているように思いました)。1.5時間のフライトで隣は50代の夫婦でした(イタリアの人で、この週末にパリに観光旅行をしているかと推測できます)。

パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着してから乗り換えの矢印に従って移動すると、搭乗便と搭乗口の案内を示すテレビが並んでいました。8画面に表示されているので、14時頃であっても20時すぎまでの情報が表示されていました。あと数行あとに筆者のフライト情報が表示されそうだったので、とりあえずトイレを済ませまして、ターミナルと搭乗口が確定したので移動をはじめました。出国手続きの場所に行くと、たくさんの人であふれていました。どうやら、6カ所ある窓口のうち2カ所しかあいていなくて、のんびりと処理をしているようなので列が消化されないという状況のようです。ざっとみて、1時間は必要かなと考えて並んだところ、途中で窓口が1カ所あきまして40分ほどで抜けることができました。

そのあと長い通路を歩いていくと、気がつくと制限エリアに入っていました。とりあえず、搭乗口を確認しつつショップをみてみると、さすがパリと言わんばかりのラインナップでした。ひとまず、腹ごしらえに売店にてサンドイッチとエビアン水を買って食べてから、うちの母宛に生存確認の電話をかけました。いくつか頼まれていた品物をみていたのですが、日本では未発売のアイテムも数多くあり、どれを選んで良いのか分からないという状況になってしまいました。とりあえず散歩ついでに制限エリアのフロアをグルグルと2周くらいさまよいまして、適当に時間を潰しました。


飛行機に乗る前に、何かしらお腹に入れておこうと思いまして、簡易レストランのようなところで、パスタを頼みました。


時差を考えると、復路は、飛行時間のうち5時間くらいは寝て、あとの時間は完全に起きておかないと時差ぼけでつらいように思いました。今回は非常口の席が割り当てられたので、前の座席の背もたれに悩まされることなく、足を伸ばしてゆっくりと座ることができました。また、筆者が座っている席を含めたブロックを担当してくれていたフライトアテンダントさんは、シンガポールの方でした(顔は普通でしたが、笑顔がとてもかわいらしかったです)。

2017年4月29日土曜日

イタリア滞在の食事事情

ベネチア本島は観光地化されているので食事には困らないのですが、ベネチアの大陸の方(とくに筆者が滞在したホテル周辺というべきかもしれませんが...)は、思ったよりも食事をする場所がありませんでした。とくに、筆者の隣の部屋の人は、毎晩の夕食はルームサービスを頼んでいたようで、朝になると食べ終わった食器類が部屋の外に置かれていました。

筆者は育ち盛り・食べ盛りという年齢でもないので、とりわけ社会人になってからは、夕食はお酒とつまみだけで済ましてもキチンとした食事ではなくても大丈夫になりました(20代の頃まではそれでは夜も眠れないくらいにお腹が減りましましたが、30代になってからはそういうこともなくなりました...w)。というわけで、夕食は専ら赤ワインとハム・チーズで済ませていました。バンケットのとき、そんなので大丈夫なの?と言われましたが、お酒が大好きなとある方に飲み方を御教示いただいている現状では、別に気になりません(もっとも、筆者は嗜む程度にしかお酒はできませんけど...)。


また、海外のカップラーメンは口に合わないことが多い(例外なく不味い)のですが、イタリアのカップラーメンに挑戦してみたところとても美味しかったです。スープまでキレイに飲んでしまいました。


一方で、慣れなかったのはミネラルウォーターでした。筆者は炭酸水は飲めない(サイダーとかコーラは好きですけど..)ので、炭酸の入っていない普通の水である必要があります。こちらにきて感じたことは、どこのお店に行っても、炭酸水と普通水の両方を取り扱っていることです(むしろ、炭酸水が普通のようにも思います。水が硬いので、炭酸を入れないとだめなのでしょうか?謎です)。


ちなみに国際会議の昼食は勝手に食べてくれというスタイルでして、昼休憩が長めのときに、徒歩30分くらいの寿司屋さんに行ってみました。例によって、普通の水を注文して回転ベルトを流れてくるお寿司を取る形式でした。寿司ネタとして、たまごは普通でしたが、それ以外のネタはイタリア風にアレンジされていました。例えば、かっぱ巻は油で揚げて、奇妙な白色のソースがのせられていました。


ツナに関しては軍艦巻にしたうえで、ごまと先の謎ソースがかかっていました。日本人は海苔を消化吸収できるはずですが、外人さんはこんなに海苔を使っても大丈夫なのでしょうかね?あと、久しぶりにごはんが食べたかったので、追加メニューとして焼きめしを頼んでみました。いずれにせよ、これをお寿司とはいわないかもしれませんが、イタリア風にアレンジされたお寿司は案外と美味しかったです。

2017年4月28日金曜日

イタリア移動で思ったこと

イタリア移動の主記事は別で挙げますが、とりあえず中間締めを...。

まず、外貨両替についてですが、ベネチア本島にあった外貨両替所にて両替をしたところ、次の通りでした。50米ドル紙幣を両替したのですが、手元に残ったのは31ユーロほどだったのでえらく少ないなと感じて計算書を見てみると、手数料として20%をふんだくられていて、かつ固定費として1回あたり3.5ユーロが追加されていました。このことから、欧州方面ではユーロ現金が必要な場合は、確実に日本国内の外貨両替所にて両替するべきだと分かりました(ただし、多額の現金を持ち歩くリスクは上手くヘッジしたいところです)。初めての欧州方面なので、外貨両替所がどのようなシステムで運営されているか知る上で必要な勉強代です。ちなみに、両替所のお姉さんば美人だったのですが、表の顔では笑顔でありがとう!と主張していましたが、腹の中では「ぼったくられた」と叫んでいましたw。

50米ドル換算
43.26
手数料(19.9%)
△ 8.61
固定手数料
△ 3.50
31.15

次に、インターネット上では、海外旅行は積極的にクレジットカードを活用するべきだという記事が多いかと思います。ホテルに到着したとき、ホテル税を別途要求されまして、三井住友VISAカードにて15.50ユーロほどを切りました。確定したレートを見てみると、1ユーロ = 122.856円でした(筆者が日常的に外貨調達に使うインターバンクレートは121円前後のときです)。インターバンクレートを知らない(または、利用できない)人たちからすれば、一般者向けの為替レートとして受け入れられるかもしれませんが、筆者としては、こちらもぼったくっているなと思いました(しかし、ホテルチェックインの際に必要なクレジットカード提示と必要な支払いとして、こればっかりは仕方が無い...)。

ちなみに、筆者は現金調達として、福岡にて事前に200ユーロ程度は持っていきました。これくらいの現金とクレジットカードを併用すれば、十分にいけるかなと感じていました(別記事でも言及しましたが、思ったよりも現金決済が多かった)。一方で、筆者はインターバンクレートにて主要通貨(米ドルは日本円と等価扱い、欧ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルは200円程度の手数料が必要)を調達できるルートがあるので、事前に為替ヘッジをしていた関係もありまして、ユーロ現金決済の主な部分については一般向けのボッタクリレートとは無縁です。こういうあたりは、うまく立ち回らないとダメですね。いい勉強になりました。

少し話題が変わりまして、旅行の友と言えばカメラかと思います。最近はスマートホンに搭載されているカメラを使うことが多いかと思いますが、専用のカメラを使うのも悪くないです。筆者が海外に連れていくのは、デジタル・ミラーレス・一眼レフカメラになります。一眼レフカメラと同じような感覚で使えて、ミラーレス仕様なのでコンパクトに収まります。カメラレンズは、キャノンの一眼レフカメラを取り付けることが可能ですが、筆者は単焦点レンズの薄っぺらいやつを愛用しています。基本的に観光地にて撮影するとき、その都度、バッグから取り出して使っています(撮影が終われば、速やかにバッグにしまいます)。

ちなみに、観光地にてデジタル一眼レフカメラの高級機(EOD 7Dや6Dなど)にズームレンズを付けて、おそらく20万弱はするであろうカメラ一式を首からぶら下げて歩いている日本人をよく見かけます(ステレオタイプの日本人像ですね..)。周りの人たちはそのような愚かなことはやっておらず、『どうぞ私を襲って下さい』と主張しながら歩いているようなもので、危機管理のなさにつけ込まれて狙われるのでしょうね。さらにいえば、iPhone 6や7を取り出して、のんきにブラウジングをしている様は、平和ぼけの領域を超えているように思いました。

他方、30代半ば~40代の日本人女性の一人旅なのでしょうか、周囲を警戒するのは良いのですが明らかに「感じが悪い」領域になっている人もいます。たしかに危機感がなさ過ぎるのも問題かもしれませんが、逆に警戒心を出し過ぎてカオが鬼の形相になっていて、さらにその行動もムダが多すぎるとみていて痛々しく感じました。


一方で、スナップショット写真を気楽に撮影したいときとして、iPod touchを胸ポケットに忍ばせています。やはり、iPhoneを使って撮影している様を周囲に見せつけるのは危険ですから、次善の策としてiPod touchにしています(マーケット価格を考えると、どちらが狙われやすいかですね)。ちなみに、今どき珍しいと人からよく言われるのですが、これ以外に下のような使い捨てカメラ・写ルンですとインスタントカメラ・チェキも使っています。

写ルンですの良いところは、さっと胸ポケットから取り出して撮影できるところです。見ただけでカメラだと分かりますし、観光地などでは他人にカメラを向けられたくない人もいるので、この手軽さが良いです。一方で、チェキはインスタントカメラなので、写したその場で紙に印刷(現像かな)されますので、エアメールに添付したり使い方は色々です。また、この手のトイカメラはカメラだと分かってもおもちゃのようなので、その特徴を生かせる使い方もできるかと。防犯上も狙われにくくなるかと(20代の白人さんの女性の方が、チェキを首からぶら下げていました)。


ちなみに、先に示したアナログフィルムタイプのカメラは、空港のセキュリティゲートにてX線検査をされる場合に注意が必要になってきます。これだけは、アナログにしかない欠点ですね(このことを知らない人たちも多いかと思いますので、こちらが気にしておかなければならないことです)。


次のアイテムとして、海外で使っている携帯電話があります。筆者はNOKIAのC2-01というガラケーを愛用していまして、この小さな筐体にGSMと3Gが収まっています(音声通話に限れば十分なスペックかと)。屋外にて携帯電話で通話をすれば、必然的に周囲の人はこちらを見ます。このとき、iPhoneや一目で高級な電話を使っていると分かれば、確実に狙われます(NOKIAのガラケーであれば、安価に出回っているのは周知事実なので目立たないです)。日本のスマホのうち、iPhoneの占める割合はいうまでもなく極めて高いのですが、海外に目を向けるとiPhoneは金持ち用、そして安価な中華Android端末が使われていることが多いです。また、通話するとき以外はバッテリーの消耗を防ぎ、思わぬショートや機器の故障を防ぐために、ビニールテープにて端子を絶縁しています。


ちなみに、ホテルの部屋に設置されている電話サービスをみてみると、800番からはじまるフリーダイヤルの通話料は無料のようです。ときどき、外線に接続するとき、1回あたり100円弱の手数料をとるところもあります。ようするに、部屋にいるときは、ブラステルのPSTNを使った電話サービスを使えば、楽天音声通話が1分45円かかるところ、1分28円に節約できそうです。多少、通話料を支払ったとしても、SKYPE等のIP電話は通話品質の面から避けたいところです。


あと、こぼれ話となりますが、ベネチア本島にて階段のある橋を歩いていました。前をみると、日本人の二人組の女の人がスーツケースを重たそうに運んでいました。すると、後ろから来た爽やかなイタリア人男性が声をかけて、一緒に運んであげていました。思わず、その女性達はそんなやさしいことをされた経験も少ないのでしょうね、うれしそうに終始にこやかな表情を浮かべていました。筆者は心の中では「あの二人はイイかもだ。どうぞ、狙って下さいといわんばかりだ。どうせ、橋の下に着いた途端に態度が豹変して、金をせびってくるに決まってるだろ?ばかじゃね?」と思っていました。

本当に親切な人は確かにいます。一方で、筆者のようにひねくれて変わった人間は、そういう風にしか世の中を見られないのではと、一般の人からは批判されるでしょう。ちなみに、事の顛末として、筆者が橋を渡り終えたとき、先の女性二人組がいて表情がこわばっていました。ほれみたことか、案の定、「それが目的」でした。女性達は財布の中から5ユーロ紙幣を出して勘弁して欲しそうにしていましたが、男性もそれでは引かない様子でした。そんなやりとりを横目に見て、他の人たちの流れに沿ってその場を立ち去りました。海外旅行では、身を守るために、いかに現地の人間になって溶け込むかです。浮いてしまったり、狙われるようなスキは絶対に作らないし相手に悟られないし与えないことです。

また、タクシーにてベネチア本島に向かったのですが、降りるときにタクシーの運ちゃんが、これからの予定はあるの?的なことを聞いてきました。おそらく、その前に電話で喋っていた内容から察するに、いいカモがいるという情報共有を図っていたのでしょう。もちろん、「ノーセンキュー」と笑顔で降りて行きました。

筆者は英語が普通に分かりますが、海外では英語が分からない日本人旅行者を常に装っています。タクシーに乗るときも下手に英語を使わずに、紙に目的の場所や地図を書いて運転手に見せています。そうすれば、逆に相手にスキを与えられ、こいつならば英語が分からないだろうからこちらのやりとりも分からないだろうと高をくくって、よからぬことを企んでいてもバレバレにします。外人は日本人以上に分かりやすいので、普段から相手の心を読む練習さえしていれば、十分に防犯になるかと思います。

また、タクシーを降りると雨が降っていました。露天のおっちゃんがこちらを見ていたので、状況から察するに筆者にカサを売りつけようと考えていたのでしょう。そこで、おもむろにバッグから超小型の何かを取り出して、ゴソゴソやっていました。そのおっちゃんも何をやっているのだろうかとシゲシゲと見ていたようで視線は感じました、そしてウォーターフロント社の小型軽量の折りたたみ傘を広げると、その表情から驚いたようです。海外旅行に連れて行く傘は、この会社のモノが一番です。とくに、1,500円でありながら小型軽量にこだわり抜いた匠の技を感じます。1,500円であれば、何かあったとしても、最悪捨てることができる許容範囲の上限かと思いますが諦められるでしょう。


と、徒然なく思ったことをまとめてみました。

2017年4月27日木曜日

イタリア移動6日目~国際会議(最終日)とバンケット

国際会議も最終日となりました。一般セッションだけではなく、キーノート講演やパネル討議など、色々な種類の議論が残っています。昨晩はバンケットがありまして、イタリア料理のフルコースを楽しませていただきました。せっかくなので、バンケットで振る舞われた本場イタリア料理を軽く紹介します。

テーブルに到着すると、これはフルコース料理を期待しても良いかなと思わせるセッティングです。


まずは、カルパッチョからはじまります。こちらに来て思ったことは、生ハム類がとてつもなく美味しいことです。カルパッチョと赤ワインがとても相性が良いです。


ワインはテーブルワインランクのイタリア産ワイン『LE POGGERE』でありまして、標準的なミディアムライト(かな)・辛口の赤ワインでした。イタリアでは、テーブルワインレベルでも侮れないところが重要なポイントで、とくにブーケがカルベネだけでは表現できない特有の香りがありました。ちょうど、今日のような料理にはベストな選択だとセンスの良さを実感しました。


インターネットで調べてみると、純粋なカルベネっぽさが感じられなかった原因は、サンジョヴェーゼと呼ばれるブドウが40%程度混ざっていたためのようです。筆者は知らなかったのですが、WIKIの受け売りになりますが、イタリアのトスカーナ州を中心に作られている赤ワイン用ぶどう品種で、イタリアで最もポピュラーなぶどう品種であるばかりでなく、イタリア起源のぶどう品種のなかでは唯一国際的な品種になっているようです。納得しました。


続きまして、パスタとリゾットになります。日本人の感覚として、米をカボチャと組み合わせるのは違和感ばかりですが、結構良い取り合わせでした。また、トマトソースで味付けられたパスタですが、日本ではあまり見かけないようなシート状のパスタの料理の方法が分かりました。


ここらへんで、陽気なイタリアおじさん2人組の余興がはじまりました。イタリア音楽は、とてもポップで良いですね。その中でもフニクリフニクラが演奏されまして、曲自体は以前から知っていたのですが、そもそもイタリアの音楽だったということは今回知りまして良い勉強になりました(そこまで、気にしたことがなかった...)。


メインディッシュは、専用のソースが掛かった厚切りのハム状のものでした。米国だと肉そのものをステーキとして出してくるのですが、一手間加工しているところが泣かせてくれます。ソースも日本では味わうことができないものかと思いますが、決して日本人の口に合わないということはないです。やはり、イタリア料理は万人に受けるのかもしれません(隣席に座っていたドイツの方とも話したのですが、ドイツでもイタリア料理は好まれているようです。)


デザートはパイでした。筆者のパイは一種類の果物しか載っていないのですが、人によっては数種類(キューイ、いちご等)がのっていました。日本人の感覚からすると、切り分けたあとのことも考えて果物を配置するのでしょうが、そういう所は大雑把なようです。これが、国民性というものでしょうかねw。食後にコーヒーが欲しいなぁと思っていると、エスプレッソがしめにでてきました。素晴らしい。


筆者は海外の料理は食べられないことも多いのですが、イタリア料理はとても美味しく、楽しく食べることができました。さすが、イタリア!

2017年4月26日水曜日

イタリア移動5日目~国際会議(3日目)と旅で必要なイロハ

国際会議も中日となりまして、本会議とキーノート講演で上手く構成されて、退屈しないように考えられています。会議の合間は、小スペースにてコーヒーブレイクです。筆者はコーヒーは好きで、紅茶は全くダメです。コーヒーが苦手な人(紅茶が飲めればOKかと)は、こういうときに困ってしまいますね。


ちなみに、筆者はコーヒーが好きなので基礎的な知識は身につけていますが、海外では(日本でも最近はどうかな)、コーヒー豆の産地、抽出方法、焙煎具合、飲み方等を知っていなければ、たかがコーヒーすら注文できずに困るかと思います。例えば、日本では「ホットコーヒー」と頼めば、ペーパードリップあたりのブレンド(または、アメリカン)あたりが出されますが、イタリアでは「エスプレッソ」が標準になります(本当かどうか、実際に試してみると、エスプレッソが出てきました...)。

また、国際会議では、いうまでもなく『英語』が標準語になります。そして、会議に参加している世界中の人たちは、当然のように母国語の他に英語を修得しています(第一外国語かどうかは知りませんけど)。そのため、いわゆる『学校でお勉強する、お受験のための英語』ではなく、『現場で使われる技術英語+相手と議論するための実践的な英語』が必須になります。

日本人は英語ができないとか言われて、実際に使える英語をどのように修得すれば良いかとか議論されたり、高い教育商材を買ったりしていたり、TOEIC類で勉強したりしています。個人的な見解として、独断と偏見で言わせてもらえば、いずれもムダかと思います。学校教育の英語は役に立たないので、筆者は独自のやり方で勉強し直しました。いずれにせよ、王道のような単一的なやり方は存在せず、各個人の能力、性格、状況に応じて勉強方法は違っていて、とりわけ必要に迫られたときに身につくのかなと思います。

さて、そのようなどうでもいい話は抜きにして、日本とイタリアの違いを見つけてみました。まず、共用スペースに設置されているパソコンのキーボード表記が異なっていて、欧州言語特有のアクセント記号類の入力のためのキーが右下にありました。写真はiMACのキーボードでして、デザイン等は同じでも中身は各国の事情に合わせているようです。


エレベーターの階数表記に違和感があります。地上は0階、日本でいうところの2階は、こちらでは1階に相当します。階数はときとして、0ではなくLであったりしますが、文化の違いが感じられます。あと、運良く(悪いかも)、女性と乗り合わせてしまった場合、たとえ自分が先頭にいたとしても、白人さんの文化圏では「レディーファースト」ですから、紳士的な対応が求められます。日本のルール(良い表現ではないですが、男優先・男尊女卑)に従い、同じ感覚で動いてしまうと、モノを知らない野蛮人という扱いになりますね...。


イタリアの電源コンセントも日本と異なりまして、ウェブの情報によりますと、AC 220V / 50Hzで、コンセントの形状はCタイプと呼ばれるタイプになります(変換アダプタが必要)。筆者が使っているノート型パソコンLetsnoteのACアダプタは海外でも利用可能なので(入力はAC 100-250V / 50-60Hz)、単純に変換アダプタを介して物理的にさせるようにするだけでOKになります。


筆者は単機能タイプの変換アダプタを持っていくのですが、事前に調べていた情報とは違うことも多々あります。そこで、これに加えて任意の形状のコンセントに対して変換対応が可能、そして入力だけではなく出力も任意形状に対応しているアダプターも念のために持って行きます。例えば、海外でも利用できるデジタルカメラのリチウムイオン電池の充電器(入力はAC100-240V / 50-60Hz)を取り付けてみました。


アップル製品については、先の変換アダプタを使っても良いのですが、正規のアップル製品で海外アダプタキットなるものを、以前、シンガポールで購入していたので、それを取り付けています。無理矢理に取り付けた感は否めないのですが、公式アダプタだけあって、デザイン性は抜群ですね。

ちなみに、下記のアダプタ(アップル正規品)は海外でも利用できるだけでなく(入力はAC100-240V / 50-60Hz)、iPad air2等の高速充電に必要な出力(DC5V / 2.4A)に対応しています(iPhoneに付属しているタイプは出力電流が小さい)。また、docomoのガラケー(softbankは同タイプ、KDDIは形状が違います)の充電器に関しても、海外対応(入力はAC100-240V / 50-60Hz)になります(一部のアダプターは国内専用モデルがあるようなので、海外に持って行って使うと危険!)。


まあ、実際問題として、このくらいの電源関係を持参して対策しておけば、特に問題が生じることはないかと思います。

2017年4月25日火曜日

イタリア移動4日目~国際会議(2日目)とショッピングモール・お金事情・通信事情

国際会議2日目でありまして、自身の口頭発表なども無事に終えることができました。今日の天気予報によりますと、雨が降ると聞いていたのですが、結局、曇り空がつづいています。

昨日に、空き時間を使いまして、徒歩30分程度の場所にあるショッピングモールに行ってみました。さすがに、最寄りのスーパーマーケットでは、お土産になりそうなものは入手できないのですが、ゆめタウン高松やイオンくらいの大きさのショッピングモールでしたので、色々と買い物を楽しむことができました。このショッピングモールでは、現地の人たちしかおらず、明白に筆者は浮いていました。また、フードコートにあったマクドナルドにて食事をして、帰る前に喫茶スペースにてコーヒーを飲みました。


さて、イタリア(だけでなく、欧州各国)の通貨はユーロになります。硬貨は1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロ、紙幣は5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロになります。ただし、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの各紙幣については、使われている様子はありませんでした。

また、50ユーロ紙幣については、インターネット上では使えないという情報が数多くありました。しかし、それらのブログ記事を読んでみると、明らかに場違いな場所で高額紙幣を出していて使えないといって憤慨しているように感じました。筆者もこちらのATMにて現金を引き出しましたが、50ユーロ紙幣がでてきました。従って、それほどに神経質になって少額紙幣に執着しなくても良いのかなと思いました(バカの一つ覚えのようにするのではなく、場所やシチュエーションによって、支払方法を臨機応変に対応すれば十分かと思います..)。


こちらの人たちは、現金決済の人が多くて、クレジットカードを使っていないように思いました。お店のレジ横の国際ブランドマークをみても、VISAまたはMASTERのいずれかの表示だけがされているように思いました。また、メストレ地区の郊外だからかもしれませんが外貨両替所はなく、ホテルでも両替は断られました。そのため、先のショッピングモールに設置されていたATMを使って、国際キャッシュカードとしてユーロ現金を調達するのが正解かと思いました。ウェブの情報によると、イタリア国内での外貨両替手数料は20%近くするようですので、上手く立ち振る舞う必要がありそうです(別記事にて言及しますが20%弱の手数料と3.5ユーロの固定手数料が必要でした。追記。)。

次に通信事情ですが、ホテルには無料WIFIがありまして、IP電話が支障なく通りました。NTT docomoの国際ローミングサービスは有効で、現地オペレータの3G回線にて接続しているようです。ただし、1分あたり280円なので、使い方を考えないと大変なことになります。また、Glocalmeを使ったモバイルデータ通信についても接続に問題はなく、現地プリペイドSIMはどのように入手するべきか不明です。ショッピングモールには、携帯電話会社のお店はありましたが英語対応は難しそうですので、事前に自前で用意しておくほうが安全かと感じました。

ハローシムは利用可能で、1分あたり60円程度で通話ができます。筆者のNOKIA端末によりますと、現地3G回線にて接続しているようです。また、楽天海外SIMをスマホPRIORI 3に使ってみたところ利用できました。ただし、下手にデータ通信をされてもいやなので(データ通信はGlocalmeを使う方がデータ通信単価が明白に安いです)、NOKIA端末に挿してみたところ、音声通話は可能になりました。プリペイドチャージに楽天ポイントを消化できるうえに、1分あたり45円程度なので、ウェブ上の評判は悪いですが筆者としては十分にありかと思いました。

SKYPE等はインターネット回線が安定して十分な太さが必要ですが、回線交換による音声通話はそこを気にする必要がありません。そのため、安否確認と近況報告の連絡を1日あたり10分程度に抑えることができれば、とにかく安く通話をしなければならないという義務があるわけでもないので、素直にハローシム、楽天海外SIM、スカイプ、その他をうまく利用すれば良いかなと感じました。

2017年4月24日月曜日

イタリア移動3日目~国際会議(1日目)と滞在先周辺について

本日から国際会議の本会議・キーノート講演など、本格的にはじまりました。国際会議の内容等について記事にすることはでいないので、国際会議会場(兼、滞在先ホテル)の周辺の事情を少々...。

国際会議の会場であり滞在先のホテルは、ベネチア本島(観光客のためのエリア)ではなく、メストレと呼ばれる、現地の人たちのベッドタウンのような場所です(メストレ駅周辺は外国人労働者が多いようで、治安面から今回は避けるようにします)。そのため周りには何もなく、観光ガイドブック類(地球の歩き方、るるぶ、マップルその他)だけではなく、他のブログ記事ですら参考にするべき情報が皆無です。確かに欧州の人たちからすると、観光客でうるさい場所は避けて、静かに落ち着いてノンビリしたいという意味でこのような場所を選んだのでしょうが、タダでさえ田舎町のベネチアで、さらにド田舎エリア...。

ホテルの近所には、徒歩10分くらいの場所に、リドルと呼ばれるスーパーマーケットを発見しました(この場所は他のブログ記事等に情報がありました)。おかげで、ミネラルウォーターの確保は楽になりました。ベネチア本島では、500mlのボトル1本あたり1.5ユーロ以上するのですが、ここでは1本あたり0.3ユーロで購入することができます。あちらでは、観光客相手のボッタクリ商売をしていることが明白ですねw


このスーパーマーケットでは、現地の人たちもたくさんいます。福岡のサニー、松山のパルティフジ、高松のマルナカのような場所です。商品はコストコのように、大雑把に山積みされているスタイルです。とくに、焼きたてパン、ハム、チーズを買ってみました。どれもこれも日本では決して食べることはできず、輸入商品を取り扱っているお店であっても類似商品さえありません。とくに、下写真のチーズは、筆者が生きてきた中で最も美味しいチーズです(これ以上、美味しいチーズは食べたことはありません)。日本では雪印あたりが同じような商品を出していますが、現地価格では1パック120円ほどでした(安くて美味しい)。


あと、驚いたのは、ワイン類がワゴンセールをしていることです。以前、欧州出身の先生が筆者がワインが好きだと知って、『なぜ、日本人は、たかが赤ワインをあれほど、ありがたがって飲むのか?』と聞かれたことがあります。そのときは、その質問の意味あいがよく分からなかったのですが、フルボトルワインが1本あたり200~300円(日本では1,000~1,500円の価格帯かと思います)、紙パックワインが1パックあたり100円で山積みで売られています。イタリアワインといえば、テーブルワインクラスが主流ですが、それでもAOCクラスに負けずと美味しく、気楽に飲むスタイルです。確かに、ミネラルウォーターよりも安価に売られていると、先の疑問が出た真の意味を身をもって知らされました。


ホテル周辺にはレストラン的なモノはなく、ホテル内のレストランで食べるのも良いですが、焼きたてパン、チーズ、生ハム、赤ワインで済ませるだけで十分に満足できます。上写真は、最近経費節約の影響か、ホテルでは紙コップ類しか置かない場所が増えてきたように思います。そこで、登山用に使うチタン製の折りたたみタイプのマグカップを持参しています。

ベネチアに来て感じたことは、クレジットカードも使えるようですが、現地の人は現金を使って決済することが多いようです。日本でもほとんどの人が現金決済を行っており、それなりの現金を持ち歩いても身の危険が小さいということでしょうか。これについては、別記事でも少し言及したいと思います。