2017年4月28日金曜日

イタリア移動で思ったこと

イタリア移動の主記事は別で挙げますが、とりあえず中間締めを...。

まず、外貨両替についてですが、ベネチア本島にあった外貨両替所にて両替をしたところ、次の通りでした。50米ドル紙幣を両替したのですが、手元に残ったのは31ユーロほどだったのでえらく少ないなと感じて計算書を見てみると、手数料として20%をふんだくられていて、かつ固定費として1回あたり3.5ユーロが追加されていました。このことから、欧州方面ではユーロ現金が必要な場合は、確実に日本国内の外貨両替所にて両替するべきだと分かりました(ただし、多額の現金を持ち歩くリスクは上手くヘッジしたいところです)。初めての欧州方面なので、外貨両替所がどのようなシステムで運営されているか知る上で必要な勉強代です。ちなみに、両替所のお姉さんば美人だったのですが、表の顔では笑顔でありがとう!と主張していましたが、腹の中では「ぼったくられた」と叫んでいましたw。

50米ドル換算
43.26
手数料(19.9%)
△ 8.61
固定手数料
△ 3.50
31.15

次に、インターネット上では、海外旅行は積極的にクレジットカードを活用するべきだという記事が多いかと思います。ホテルに到着したとき、ホテル税を別途要求されまして、三井住友VISAカードにて15.50ユーロほどを切りました。確定したレートを見てみると、1ユーロ = 122.856円でした(筆者が日常的に外貨調達に使うインターバンクレートは121円前後のときです)。インターバンクレートを知らない(または、利用できない)人たちからすれば、一般者向けの為替レートとして受け入れられるかもしれませんが、筆者としては、こちらもぼったくっているなと思いました(しかし、ホテルチェックインの際に必要なクレジットカード提示と必要な支払いとして、こればっかりは仕方が無い...)。

ちなみに、筆者は現金調達として、福岡にて事前に200ユーロ程度は持っていきました。これくらいの現金とクレジットカードを併用すれば、十分にいけるかなと感じていました(別記事でも言及しましたが、思ったよりも現金決済が多かった)。一方で、筆者はインターバンクレートにて主要通貨(米ドルは日本円と等価扱い、欧ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルは200円程度の手数料が必要)を調達できるルートがあるので、事前に為替ヘッジをしていた関係もありまして、ユーロ現金決済の主な部分については一般向けのボッタクリレートとは無縁です。こういうあたりは、うまく立ち回らないとダメですね。いい勉強になりました。

少し話題が変わりまして、旅行の友と言えばカメラかと思います。最近はスマートホンに搭載されているカメラを使うことが多いかと思いますが、専用のカメラを使うのも悪くないです。筆者が海外に連れていくのは、デジタル・ミラーレス・一眼レフカメラになります。一眼レフカメラと同じような感覚で使えて、ミラーレス仕様なのでコンパクトに収まります。カメラレンズは、キャノンの一眼レフカメラを取り付けることが可能ですが、筆者は単焦点レンズの薄っぺらいやつを愛用しています。基本的に観光地にて撮影するとき、その都度、バッグから取り出して使っています(撮影が終われば、速やかにバッグにしまいます)。

ちなみに、観光地にてデジタル一眼レフカメラの高級機(EOD 7Dや6Dなど)にズームレンズを付けて、おそらく20万弱はするであろうカメラ一式を首からぶら下げて歩いている日本人をよく見かけます(ステレオタイプの日本人像ですね..)。周りの人たちはそのような愚かなことはやっておらず、『どうぞ私を襲って下さい』と主張しながら歩いているようなもので、危機管理のなさにつけ込まれて狙われるのでしょうね。さらにいえば、iPhone 6や7を取り出して、のんきにブラウジングをしている様は、平和ぼけの領域を超えているように思いました。

他方、30代半ば~40代の日本人女性の一人旅なのでしょうか、周囲を警戒するのは良いのですが明らかに「感じが悪い」領域になっている人もいます。たしかに危機感がなさ過ぎるのも問題かもしれませんが、逆に警戒心を出し過ぎてカオが鬼の形相になっていて、さらにその行動もムダが多すぎるとみていて痛々しく感じました。


一方で、スナップショット写真を気楽に撮影したいときとして、iPod touchを胸ポケットに忍ばせています。やはり、iPhoneを使って撮影している様を周囲に見せつけるのは危険ですから、次善の策としてiPod touchにしています(マーケット価格を考えると、どちらが狙われやすいかですね)。ちなみに、今どき珍しいと人からよく言われるのですが、これ以外に下のような使い捨てカメラ・写ルンですとインスタントカメラ・チェキも使っています。

写ルンですの良いところは、さっと胸ポケットから取り出して撮影できるところです。見ただけでカメラだと分かりますし、観光地などでは他人にカメラを向けられたくない人もいるので、この手軽さが良いです。一方で、チェキはインスタントカメラなので、写したその場で紙に印刷(現像かな)されますので、エアメールに添付したり使い方は色々です。また、この手のトイカメラはカメラだと分かってもおもちゃのようなので、その特徴を生かせる使い方もできるかと。防犯上も狙われにくくなるかと(20代の白人さんの女性の方が、チェキを首からぶら下げていました)。


ちなみに、先に示したアナログフィルムタイプのカメラは、空港のセキュリティゲートにてX線検査をされる場合に注意が必要になってきます。これだけは、アナログにしかない欠点ですね(このことを知らない人たちも多いかと思いますので、こちらが気にしておかなければならないことです)。


次のアイテムとして、海外で使っている携帯電話があります。筆者はNOKIAのC2-01というガラケーを愛用していまして、この小さな筐体にGSMと3Gが収まっています(音声通話に限れば十分なスペックかと)。屋外にて携帯電話で通話をすれば、必然的に周囲の人はこちらを見ます。このとき、iPhoneや一目で高級な電話を使っていると分かれば、確実に狙われます(NOKIAのガラケーであれば、安価に出回っているのは周知事実なので目立たないです)。日本のスマホのうち、iPhoneの占める割合はいうまでもなく極めて高いのですが、海外に目を向けるとiPhoneは金持ち用、そして安価な中華Android端末が使われていることが多いです。また、通話するとき以外はバッテリーの消耗を防ぎ、思わぬショートや機器の故障を防ぐために、ビニールテープにて端子を絶縁しています。


ちなみに、ホテルの部屋に設置されている電話サービスをみてみると、800番からはじまるフリーダイヤルの通話料は無料のようです。ときどき、外線に接続するとき、1回あたり100円弱の手数料をとるところもあります。ようするに、部屋にいるときは、ブラステルのPSTNを使った電話サービスを使えば、楽天音声通話が1分45円かかるところ、1分28円に節約できそうです。多少、通話料を支払ったとしても、SKYPE等のIP電話は通話品質の面から避けたいところです。


あと、こぼれ話となりますが、ベネチア本島にて階段のある橋を歩いていました。前をみると、日本人の二人組の女の人がスーツケースを重たそうに運んでいました。すると、後ろから来た爽やかなイタリア人男性が声をかけて、一緒に運んであげていました。思わず、その女性達はそんなやさしいことをされた経験も少ないのでしょうね、うれしそうに終始にこやかな表情を浮かべていました。筆者は心の中では「あの二人はイイかもだ。どうぞ、狙って下さいといわんばかりだ。どうせ、橋の下に着いた途端に態度が豹変して、金をせびってくるに決まってるだろ?ばかじゃね?」と思っていました。

本当に親切な人は確かにいます。一方で、筆者のようにひねくれて変わった人間は、そういう風にしか世の中を見られないのではと、一般の人からは批判されるでしょう。ちなみに、事の顛末として、筆者が橋を渡り終えたとき、先の女性二人組がいて表情がこわばっていました。ほれみたことか、案の定、「それが目的」でした。女性達は財布の中から5ユーロ紙幣を出して勘弁して欲しそうにしていましたが、男性もそれでは引かない様子でした。そんなやりとりを横目に見て、他の人たちの流れに沿ってその場を立ち去りました。海外旅行では、身を守るために、いかに現地の人間になって溶け込むかです。浮いてしまったり、狙われるようなスキは絶対に作らないし相手に悟られないし与えないことです。

また、タクシーにてベネチア本島に向かったのですが、降りるときにタクシーの運ちゃんが、これからの予定はあるの?的なことを聞いてきました。おそらく、その前に電話で喋っていた内容から察するに、いいカモがいるという情報共有を図っていたのでしょう。もちろん、「ノーセンキュー」と笑顔で降りて行きました。

筆者は英語が普通に分かりますが、海外では英語が分からない日本人旅行者を常に装っています。タクシーに乗るときも下手に英語を使わずに、紙に目的の場所や地図を書いて運転手に見せています。そうすれば、逆に相手にスキを与えられ、こいつならば英語が分からないだろうからこちらのやりとりも分からないだろうと高をくくって、よからぬことを企んでいてもバレバレにします。外人は日本人以上に分かりやすいので、普段から相手の心を読む練習さえしていれば、十分に防犯になるかと思います。

また、タクシーを降りると雨が降っていました。露天のおっちゃんがこちらを見ていたので、状況から察するに筆者にカサを売りつけようと考えていたのでしょう。そこで、おもむろにバッグから超小型の何かを取り出して、ゴソゴソやっていました。そのおっちゃんも何をやっているのだろうかとシゲシゲと見ていたようで視線は感じました、そしてウォーターフロント社の小型軽量の折りたたみ傘を広げると、その表情から驚いたようです。海外旅行に連れて行く傘は、この会社のモノが一番です。とくに、1,500円でありながら小型軽量にこだわり抜いた匠の技を感じます。1,500円であれば、何かあったとしても、最悪捨てることができる許容範囲の上限かと思いますが諦められるでしょう。


と、徒然なく思ったことをまとめてみました。