2017年5月14日日曜日

北朝鮮が中国に対して核実験を予告していた件について

朝鮮半島情勢が気になるところですが、非常に興味深いニュースがありました。このニュースが事実だとして、さらに内容を鵜呑みにして素直に解釈すると次の通りです。先月、北朝鮮が4月20日に中国に対して核実験を予告して、日本は中国、米国経由で知っていたということです。ニュースでは、北朝鮮は中国に対して通告していたにも関わらず、なぜ核実験が行われなかったか?という点を争点としていますが、筆者としては別の視点において怒っています。


まず、北朝鮮と韓国ソウルはあまり離れておらず、もし朝鮮半島有事が起きた場合は在韓邦人はどのように避難すればよいのか?です。4月11日の段階において、外務省は韓国渡航に対して次の通り、海外安全情報を更新しました(現在も取り消されていません)。
1 現在,韓国については,直ちに邦人の皆様の安全に影響がある状況ではなく,危険情報は出ておりません。他方,北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射を繰り返していることから,今回改めてお知らせを出させていただきました。朝鮮半島情勢に関する情報には,引き続き注意してください。
2 つきましては,韓国への滞在・渡航を予定している方,また,すでに滞在中の方は,最新の情報に注意してください。
3 また,従来からお願いしているとおり,韓国への滞在が3ヶ月未満の方は外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録,また,3ヶ月以上の方は「在留届」の提出により,連絡先を外務省に登録することを改めてお願いいたします。
そして、これ以上の情報は一切更新されておらず、日本人が最も海外に出かけるであろうゴールデンウィークを過ぎてから、この話題がニュースに上がってきました。もし、4月20日に朝鮮半島有事が起きればどうするのか?、そして、結果的に核実験は行われなかったが、もし朝鮮半島有事が生じる事態がゴールデンウィーク期間中に発生すればどうするのか?といった懸念があります。

確実に言えることは、もし避難勧告など強いメッセージを発表すればパニックになってしまうでしょう、それを恐れて情報掲示は慎重に行っているかと思います。または、ある種の人たちに配慮をしているのでしょうか?いずれにせよ、朝鮮半島は休戦状態であり、仮に休戦状態であったとしても朝鮮半島情勢が落ち着いていて、以前のヨン様ブームのときのような状況であれば韓国渡航も良いかと思います。しかし、このような状況であれば、触らぬ神に祟りなしでしょう。

筆者はニュースソースのないことに基づいて記事にするのは望まないのですが、内心ではこのようなやりとりが行われていることは十分に想定していました。一方で、多くの普通の日本人たちは、そのようなこともつゆ知らずにのん気にフラフラしているかと思います。そのような国民の安全を守るという点において、外務省は自分らに与えられた仕事を着実にするべきです。少なくとも、海外危険レベルは引き上げるべきでしょう。